入れ歯治療
今お使いの総入れ歯や部分入れ歯がうまく合わない、よく噛めない、入れ歯がずれている、しっくりこないなど、何か問題はありませんか?
当院では、お口の中の入れ歯の検査・調整・修理はもちろん、フィットしてよく噛める入れ歯の作成も行っています。入れ歯は、失った歯の代わりに使用する取り外し可能な器具(仮歯)であり、最も一般的な治療法です。
入れ歯には「バネ式入れ歯」「バネなし入れ歯」「金属床」など様々な種類がありますが、大きく分けると「部分入れ歯」と「総入れ歯」に分けられます。
部分入れ歯には、バネ式の入れ歯とバネを使わない入れ歯があります。
バネを使った入れ歯は、周囲の歯に金属のバネを引っ掛けて固定するため、保険が適用されます。
バネのない入れ歯は見た目が美しいので人気がありますが、これは自費診療になります。
総入れ歯は、人工歯部分と人工歯を支える床と呼ばれる歯茎部分の2つで構成されています。
床にはアタッチメント(付属品)が埋め込まれており、人工の歯を装着します。
入れ歯の利点は、他の治療法に比べて使いやすいことです。
保険診療であれば、1万円から2万円程度の負担で済みます。
しかし、デメリットも多くあります。 入れ歯は話したり食べたりするときに落ちやすく、異物感があり、うまくしゃべれないことがあります。
また、入れ歯は毎日洗浄する必要があるため、多くの人にとって負担になります。
入れ歯の平均寿命は1〜2年なので、その都度作り直してもらうことになります。
入れ歯の治療期間は、装着治療から入れ歯に慣れるまで2ヶ月程度です。
ブリッジ治療
ブリッジは文字通り「橋」を意味します。
この治療法では、左右の健康な歯を削って欠損した歯の代わりになる土台を作り、クラウンを装着して歯をつなげ、ブリッジにします。
しかし、土台となる歯の根がしっかりしていないと、クラウンを装着することができません。
ブリッジの利点は、治療期間が約1週間から1ヶ月と、インプラントや入れ歯に比べて比較的短いことです。
平均的な強度は、5年程度で交換する入れ歯よりも長くなっています。
一方、デメリットとしては、被せた歯と歯茎の間に隙間ができやすい、食べ物が絡まる、磨き残しがあると歯周病になりやすい、などが挙げられます。
また、周囲の健康な歯を削って支えるため、他の歯に負担をかけるというデメリットもあります。
ブリッジの治療費は、通常、保険適用で2~4万円、保険外適用で30~60万円です(1本の歯が抜けた場合)。
こんな入れ歯でお困りではありませんか?
- 食べたり話したりすると、入れ歯が外れる
- すぐに隙間に食べ物が挟まってしまい、噛むと痛い
- 硬いものが噛めない、食べ物が熱いか冷たいかわからない
- 入れ歯にバネがかかっていて、歯が痛い
- 入れ歯がこすれて、歯茎が痛い
- 歯茎が痩せてきて、入れ歯の調子が悪くなってきた
- 入れ歯が摩耗し、うまく噛めなくなった
- 入れ歯の着色や黄ばみが気になる
- 入れ歯安定剤なしでは入れ歯が安定しない
合わない入れ歯を使う必要はありません
入れ歯は、歯を失った方にとってとても身近な治療法ですが、「噛むと痛い」「すぐに外れる」など、うまく装着できないことに不安を感じている方も多いと思います。
入れ歯が合っていないと、食事や会話を楽しめないだけでなく、歯ぐきや口の中の粘膜を傷つけ、感染症を引き起こす可能性もあります。
入れ歯が合わない原因のひとつは、患者さんの顎の筋肉や関節、舌など口の中の動きが、準備段階で考慮されていないことにあります。
当院では、事前の入念なチェックを行い、保険・自費を問わず、患者様一人ひとりに最適な入れ歯をお作りすることを心がけています。
「自分にあう入れ歯はないのではないか、、、」とあきらめず、ぜひご相談ください。
当院で扱う良質な入れ歯
入れ歯といっても、部分入れ歯から総入れ歯まで、素材も形もさまざまで、保険診療のプラスチック以外の入れ歯も、当院の患者さんにはとても人気があります。
当院で扱っている入れ歯の種類は以下の通りです。
レジン床義歯
保険でよくあるプラスチック製の入れ歯です。
自費診療の入れ歯と比べると、食べ物の温度や食感が伝わりにくいですが、壊れたときの修理がしやすいという利点があります。
今お使いの保険の入れ歯が破損していたり、うまく合わない場合は、お気軽にご相談ください。
コンフォートデンチャー(柔らかいシリコーンゴムを使用した義歯)
コンフォートとは、入れ歯が歯ぐきに当たる床の部分を、生体に使われる安全で柔らかいシリコンゴムで囲む入れ歯治療法です。
シリコンは、歯ぐきの痛みや負担を和らげるクッションの役割を果たすとともに、抜けにくく、噛みやすい吸着力を付加しています。
従来の入れ歯の約2倍心地よいの噛み心地を実現(アンケート結果による)
現在使用している総入れ歯や部分入れ歯に加工することも可能(入れ歯の材質によっては加工できないケースもあります)。
日本国内の8000以上の歯科医院に採用されている実績
日本の義歯専門メーカーであるバイテックグローバルジャパンが開発し、日本と米国で特許取得済み
患者さんの希望や口腔内の状態・症状に合わせて、クッションを加工することができます。
試作品もありますので、まずは手で柔らかさを確かめてみてください。
金属床義歯
金属床義歯はチタンやコバルトでできており、薄くてぴったりとした装着感が特徴です。
食事中に熱い、冷たいなどの温度が伝わりやすく、食べ物がおいしく感じられ、人気のある入れ歯です。
また上顎の厚みをレジン床の1/3に抑え、快適性と耐久性を実現しています。
会話もしやすいです。
歯ぎしりや噛み合わせが強い方にも適しています。
お口の中の変化に敏感な方にもおすすめです。
ノンクラスプデンチャー
軟質レジンという柔らかい素材でできた取り外し可能な部分入れ歯で、金属を引っ掛けるバネがないのが最大の特徴です。
歯ぐきのピンク色になじむので、見た目も自然です。
「金属のバネが目立つので変えたい」という患者様に最適です。
入れ歯は進化し続けています
失った歯を補う手段としてインプラントが広く普及した今でも、長い歴史を持つ入れ歯は、決してなくなることのない治療法です。
熟練した歯科技工士と協力して、噛める入れ歯を提供することを目指しています。
お気軽にお問い合わせください。